映画をだまって観てられないんです。
映画館でよく見かける光景、お静かに、前の席を蹴らないでください
携帯の電源はOFFにしてください。
大衆で1つの映像を観てその場を楽しむ、パブリックビューイングがあります。昔でいうある家庭に近所が集まって、プロレス、野球を観るの流れだと思います。パブリックビューイングでの日本代表サッカーは盛り上がりますよね。映画館でのアーティスト、芸人ライブ中継だって、パブリックビューイングです。
映画館の客足が減少しているというニュースを聞きます。みんなレンタルに移行していく、と。
huluも新しい映画観賞スタイルを提供しています。
それじゃ、映画館ってなんのためにあるものだったんでしょうか?映画館の基本要素は”1つの映像を大衆がこぞって楽しむ。そういう場を提供する”と考えるとどうでしょうか?映画だけじゃないってことです。パブリックビューイング館、PV館、ネーミングはあと付けでも良いでしょう。せっかく、あの大きな空間で1つの映像を楽しむだから、映画を観賞するなら静かさではなく(静かさは家庭にする)、飲み食いしながら(1人でスナック菓子を食べるのはもったいない)上映している映画に周りの人とあれこれ言い合ったり(映画と原作の比較のうんちく、パイレーツオブカリビアン1でキーラ・ナイトレイが透け乳首してる)といったコミュニティーを作る。これは、ネット配信の成功例を見れば可能性はあると思います。
小学生のとき、毎年開催される肝試し大会で上映された「ほの暗い水の底から」はキャーキャーいって恐かったですよーー
加えていうと、映画館はパブリックビューイングだけではしょうもないです。映像をどうやって魅力的に観客に伝えるかを考えると、受身の観賞って良くないです。
DVDの特典以外にも、その場で伝えられることってあると思います。