こんにちは、玖吏(@Kyuri_DIeeP)です。
今日は、フジテレビ「アイアンシェフ」のコンテンツビジネス 番組を海外に売ることについて話します。
「アイアンシェフ」2月下旬よりインドネシアで放送|株式会社フジテレビジョンのプレスリリース
テレビ局にとって、番組を海外に売るということは放送外収入になります。
みなさんが観ている、海外ドラマ(韓流 CSI Glee NCIS LA…)を日本で放送できるのも番組を買っているからです。これと同じようにして、日本も海外へ国内番組を売ることができます。
プレスリリースによると、
"フジテレビは「料理の鉄人(アイアンシェフ) 」を活用した日本食のイメージアップ、ブランディングという責務を担っており、TransTVで「アイアンシェフ」を放送することにより日本食のイメージアップ、ブランディングが促進すると考えています"とあります。
単に売るだけでなく、日本食を広めるためのプロモーションにも使われるそうですね。
アジア中心に78ヶ国 タイ ベトナムでは現地版も制作された、フジテレビ「アイアンシェフ」にこんなニュースがあるのを知っていますか?
「アイアンシェフ」3月で打ち切り決定!(日刊ゲンダイ) - Y!ニュース
この番組は、どう考えたって今のメインターゲット視聴者層 20〜30代が共有する「料理の鉄人?誰こいつ?」に受け入れて貰えるとは思えないし、視聴率低迷 打ち切り決定は自然な流れでした。
今回のインドネシアでの放送決定も、社内の「やっぱり、国内ではダメかぁ。海外ですかね。」という流れではないでしょうか。
ちと、フジテレビ「アイアンシェフ」批判が過ぎました。
番組を海外に売ることの話に戻します。番組を売るには、そのまんま売るのと、リメイクokで売る2つがあります。
過去の事例をさかのぼると、
NHK「篤姫」→ルーマニア ハンガリー「プリンセス・アツ」
NHK「ワイルドライフ」→オランダ(リメイクok)18ヵ国以上
日テレ「欽ちゃんの仮装大賞」「はじめてのおつかい」→ドイツ イタリア
日テレ「家政婦のミタ」→韓国(リメイクok) 台湾
TBS「サスケ」→アメリカ 150ヵ国「SASUKE」
フジテレビ「北の国から」→イラン ウズベキスタン
テレ朝「格付けしあう女たち」→オランダ スウェーデン
テレ朝「ロンドンハーツ」→韓国
テレ朝「ドラえもん」→30ヵ国以上
上記のようになっています。
番組は国内で放送して終わりではなくグローバル市場で展開されるモノになっています。
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