2013年2月4日月曜日

VOD全盛のスマートTV時代にテレビ局解体は起きる

こんにちは、玖吏(@Kyuri_DIeeP)です。

今日は、国内外問わずスマートTV時代に向けて、テレビ局が制作著作を手放し、プラットフォームに徹する時代になるなら、テレビ局は解体するんじゃ?という話です。

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今日、私達が見ている番組は日テレの○○ TBSの★★ フジテレビの☆☆と必ず局に依存しています。
日テレの○○をフジテレビで観ることは決してありません。
上記のhuluの配信コンテンツを見てもテレビ局と契約しています。


疑問におもいませんか?
「なぜ、ネット配信ではコンテンツ事業者とプラットフォーム事業者の分離が実現しているのに、そうではないのか」と。


Gyaoがhuluが番組を作っていますか?いいえ、プラットフォーム事業者に徹し、魅力的なコンテンツを揃えることに注力しています。

にもかかわらず、依然として放送事業者は番組の制作著作を持ち、いつ どこで なんの番組を放送するかの編成を行い、広告業もしている。

放送をネット配信と同じように考えるなら、やることは1つ。魅力的なコンテンツを揃えることです。


どこから?
「制作会社でしょう。」

制作会社が制作著作を持つのです。グッズ化 DVD化 海外への販売 これらのコンテンツビジネスも制作
会社が行う。

スマートTV時代
豊富なコンテンツを抱えているテレビ局は素晴らしい価値がありますが、テレビ局次第で番組の運命が変わります。そうではいけません。

スマートTV時代
VODになります。好きなときに好きな番組を観る 視聴履歴からオススメ番組を教えてくれる。

こんなとき、テレビ局との契約をしていては、著作権管理は一括管理で楽ちんなのですが、一向に映画以外のコンテンツ普及は進みません。

ドキュメンタリー バラエティ ドラマ、これらが普及されるためには、制作会社が制作著作 コンテンツを持つことです。同時にブランド力を持つことにもなるでしょう。

先ほど、テレビ局はプラットフォームに徹する時代にと言いましたが、生放送に強みがあるUstream ニコニコ youtubeで配信されています。
百歩譲って、テレビ局には親会社の新聞社との結びつきを反映させたニュース番組をお願いします。

テレビ局のスポーツ中継は、放映権 広告費のビジネスもありますが、録画放送 ライブと謳いながらのカット放送ととても任せられません。

テレビ局が制作著作を手放すと、制作会社が息を吹き返し、テレビ局は弱体化していきます。

これが、私が思い描く"テレビ局解体のシナリオ"です。

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