2012年12月11日火曜日

映画を観ない理由とシネマコンプレックスという映画館

こんにちは、玖吏(@Kyuri_DIeeP)です。

最近、映画のネット配信、レンタルが台頭してきていて、映画館の先行きが心配になっている現状があります。



 映画館に行かない理由

 興行収入見ても、映画館に人が足を運んでいない、あるいは奮っていないことがわかります。 原因を考えてみます。

1、映画館の料金が高い。

 海外の映画館料金に比較して国内映画館は高いというのが常識です。
 現行制度、基本料金1800円で学割で1500円 レディースデー割引、各種割引がありますが。
 *安くなってどうかはわかりません。海外のが安いわけですから、海外の安さでどうなっているのかを見ていく必要があります。

2、ただ見ているだけでつまらない

 映画館ではその作品に集中して観ることが出来ます。
 スナック 食べ物を食べながらでも、基本的には集中しています。
 でも、それだけです。
 携帯は電源切って、それがデートであっても静かにしなくてはいけないです。
 静かだからこそ、余計に周りが気になって仕方がなくなってきます。

3、レンタルまで待つ

 そうなんです。大抵のメジャー作品ならレンタル開始されるので(新作 旧作で値段が変わるが)待つことが出来ます。映画館に行かなくても大丈夫なわけです。
 本当に好きな作品以外は、1800円で1作品の高音質 臨場感と、1000円で5作品の店舗レンタルを考えると後者を選びます。

 もはや、映画館で映画を観るメリットに見向きしなくなってきているんだと、そう考えます。
 高音質 臨場感はすごいんですけど、何か物足りないんです。

では、どうしていけば良いか。


 映画の上映作品を考える


 過去の作品を上映していくのもアリだと思います。配給と興行が権利問題をもっと柔軟に考えていってくれれば、DVD=過去 映画=最新を崩して、映画館独自にTSUTAYAのレンタルランキング上位、魅せたい映画を上映するということも出来ると思います。

 「ホビット」が公開されていて、TSUTAYAでそれに合わせて「ロードオブザリング」シリーズがフューチャーされている現状があるんですから、こういったニーズを上映するのも効果はあると思います。

 映画館の店舗戦略を考える

 小学生のときにはじまった土曜日の休日も関係したりで、休日に家族外出が増えての、ショッピングモールへシネコンが登場してきたと思います。ライフスタイルの変化に伴う、映画館側の客足を増やすための戦略だと思います。そして、現在、シネコンがショッピングセンターに入っていますが、本当に必要でしょうか?
 シネコンにいくときは「映画」を観にいきます。ショッピングセンターに行くときは「買い物」をしに行きます。映画の待ち時間で買い物をするときはあるでしょうけど、逆は無いと私は思います。
 いっそのこと、ショッピングセンター内ではなく、独立した場所に構えだらどうなのかと思います。
 そうした上で買い物をさせるならグッズ売り場、映画の世界観を体験できる作り(映画キャラクターとのプリクラ以外にも映画の合成を体験、映画に出てくる食べ物がある)にして、徹底的な顧客志向で非日常を提供していきます。
 そのためには、ディズニー USJのテーマパークに学ぶ必要もあると思います。

上映中の映画を共有する


  まず、映画館にいるときは、同じ映画を観るという共通点があるのに、映画の感想はどこに書いているか?
  そこにいる人とああだこうだ話しますか?
  そうではないです。
  同じ映画を観に来ているのに、終わったらそそくさと帰ってしまうからです。
 そして、twitterで「今観てきた」「原作はしょりすぎーー」と書き込んでその作品のファンと繋がります。
 これじゃ、家でDVD観ながらtwitterやりながら作品を共有していったほうが良いでしょう。
 メディアのデザインなのか、気質なのか、「話しかけたら場違いだよ」という共有意識があります。

 麻雀好きな人が麻雀好きな人ならば普段は人見知りでも話が出来るなんていうように、映画を通してそこで繋がることが出来ると思います。
 共有するためにその場にいる人と繋がるアプリも良いと思います。
 GPSを使った不特定多数とではなく、その場にいる人は何かしらの共通点があるはずだという前提で近場の人と繋がることが出来るアプリがあります。
 スマホでの位置情報 コンテンツへの共有性を掛け合わせたもので映画館にいながらリアルタイムでそこにいる人とコミュニケーション出来るのって良いなぁって思います。

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