こんにちは、玖吏(@Kyuri_dieep)です。
宮崎あおい「手紙でなく声で聞きたい」
松田龍平「結婚してください」
絶賛公開中の映画CMの1シーンの台詞です。
私は土下座して「これからも引き続き飼育してください。お願いします!!」って言うかも知れません(・o・)
この台詞もとあるドラマの告白の言葉として使われていました。ヒントは江ノ島水族館が舞台です。わかるかなー?
●書籍の映画化という大きなビジネス
辞書作りに携わった人たちを題材にした「舟を編む」は三浦をしん2012年本屋大賞受賞作です。
櫻井翔 北川景子主演「謎解きはディナーのあとで」は、東川篤哉原作。
ニューヨークロケも敢行、海猿とは違った1面を演じた伊藤英明主演 原作貴志祐介「悪の教典」もあります。
つまり、小説の映画化にはテレビ局(在京キー局)映画配給&興業(東宝 東映 ギャガ) 出版社(集英社など) 広告会社(電通)を巻き込んでの大きなビジネスが成立しています。海外も同様です。
トム・クルーズ主演「宇宙戦争」は H・G・ウェルズ、 ヴァンパイアと人間の禁断の恋を描いた「トワイライト」もステファニーメイヤー原作です。
1,テレビ局が製作委員会で出資しているのでテレビCMを大々的に打てる広告宣伝。王様のブランチ ヒルナンデス! スッキリ 各情報番組に試写会 イベントを取り上げて貰える広報活動。
2,興行に原作ファン+αを見込める
3,映画化してます、と帯コメントに書くことで書籍購入されるだろう可能性
4,グッズ企画と販売
5,出資会社に出資比率に応じて利益が分配される
●プラチナデータ 二宮和也×東野圭吾対談から小説の映画化で大切な1つのことを学ぼう
みなさん、こうは思ってませんでしたか?
「小説を再現するべきだ!」
「小説を壊しちゃいけない!」
私も当たり前だと思ってました。
でも、二宮和也さんは別の意見を持っていました。
" 大前提として、東野さんが書かれた『プラチナデータ』があって映画は存在するんだけど、その……言い方は悪いかもしれないけど、僕らは再現VTRを撮るわけではないんです。すでにエンターテイメントとして存在しているものを、さらに昇華させようとするんですよね。〜大げさかもしれないけど、僕らが見てほしかった『プラチナデータ』というのはこれなんですよね。"
それに対する東野圭吾さん
" そういうことを全てふまえて観たわけですが、完成した映画はお世辞ではなく、原作よりも進化しているなと思いました。"
これが全てなのですね。
さらに
" 挑戦であればいいと思っているんですよ。原作を使って何かをやろうとするときに、それが攻めであれば、結果的に失敗したっていい。挑戦でやっているのか、逃げでやっているのかは脚本をみればわかります。でも、守りとか逃げでなければ、何をやってもらってもかまわない。
"
活字の世界を映像化させるときになにも再現させることはない。原作をベースにアイデアを出していきブラッシュアップさせる。この流れがエンタメとして昇華させるということ。
ハリーポッター映画も完全に誤解してました。原作と同じシーンなのに特定の行為をするのが別人であったり、場所が違っていたり、鑑賞中は??でしたがやっと製作陣のことがわかりました。
世界的ベストセラーハリーポッターの映画化への"挑戦"だったのですね。
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