2012年11月15日木曜日

原作を楽しむには映像化されなければならない

私、家族唯一のハリポタ好きです。
父親が「これ、流行してるから」と分厚い黒い本を買ってきてくれたのが小学生の頃。
ちなみに、1巻2巻とそれ以降では「Harry Potter」の書体が変更されています。


読書感想文が嫌いなんで、こんなぶっとい本読めるかなんて思ってましたが、あっという間に読み終えていました。今でもそうです。
実家に帰るとクローゼットから専用ケースに入ったハリポタ全巻を持ち出し読んでいます。

で、ハリポタを読みながら映画のハリポタを観ながら思ったことがあります。

それは”原作を楽しむには映像がなければいけない”ということです。

小説を読んでいるとき、登場人物、情景はどうなっていますか?
私の場合、読んでいて感情移入はしていますが、映画のようにストーリーに沿って登場人物、情景を想像しながら読んではいないと感じました。
読んで面白いと思ってはいるけれど、活字を呼んでいる限りモヤモヤとしたストーリーだと思いました。

漫画はどうでしょうか?
小説には無かったキャラクターがあります。これだけでどんな人物でどんな場所かを知ることが出来ます。でも、映像化されて声優さんが息を吹き込むまで声はわからない。

では、映像の最大のメリットとは?
原作内容抽出によるカット、キャスティングに問題はあっても、登場人物、情景、声すべてを知ることが出来ます。

それでいて、洗脳的?に拒否感を出すことなく映像を受け入れています。

監督さんによって作り出された世界を「これ、これ!」というように受け入れています。

漫画は言い切れませんが、小説に限っては読者は想像しているつもりであって想像してないんです。

ハリポタに戻りましょう。

ハリポタの小説を読んでワクワクし、映画を観ます。
で、ハリーポッターはこんなに華奢なのか、ダンブルドア白ひげ蓄えすぎだとか、映画によって物語が活きていきます。
それで、次にまた同じ作品を読みましょう。
今度は、映画を見ているのと同じように登場人物が飛び出し、台詞がしゃべりかけ、動いていきます。

これが、私がハリポタには小説も映画もどちらも楽しむためには必要な要素だと思う要因です。

だから、小説を読んでみたいと思ったときには、映像化されている作品を選ぶことです。
そうすれば、本当に楽しむことが出来ると思います。

ビジネスにするならば、原作と映像のセット販売、電子書籍で小説を読み進めていくと、登場人物、情景がストーリにしたがい、映像のキャプチャーとしてポップアップしてくるようなインタラクティブなものも良いと思っています。





0 件のコメント:

コメントを投稿

誹謗中傷は対処いたしません。
ご了承お願いします。